福岡滞在二日目に行ったのは宗像大社です。時間に追われていたので、大島には行けませんでしたが、宗像市本土にある辺津宮に参拝しに行きました。宗像大社についても情報がかなりあるので、以下簡単にまとめます。
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世界遺産に登録された宗像大社
宗像大社は福岡県宗像市にある世界遺産に登録されている神社です。宗像市は昔から日本と朝鮮半島を結ぶ玄関口として発達し、その地にある宗像大社は交通の神様としても崇められています。
神宿る島と言われている沖ノ島にある沖津宮、宗像市からフェリーで渡れる大島にある中津宮、そして宗像本殿にある辺津宮を総称して宗像大社と呼ばれています。世界遺産はこれらを含む関連遺産群として登録されました。
主祭神は玄界灘に降臨した宗像三女神
宗像大社の御祭神は田心姫神・湍津姫神・市杵島姫神で、宗像三女神と呼ばれています。天照大神が誓約の際に生まれた子供で、国造りの為に玄界灘に送ったとされています。天照大神が守るよう命じたこの地はとても重要であり、その地に今回来ることが出来たのはとてもありがたく思います。
神宿る島沖ノ島の「沖津宮」
沖ノ島は、女人禁制で、今でも年一回だけ限られた人が禊をして行けるとても神聖な場所であり、それが神宿る島と言われている所以です。島全体が宗像大社の敷地です。上陸することはできませんが、大島にある沖津宮遙拝所から拝むことができるそうです。田心姫神（タゴリヒメノカミ）が祀られています。
フェリーで渡る福岡最大の島 大島にある「中津宮」
福岡本土から約10Km、フェリーで渡ることのできる大島は、中津宮として湍津姫神（タギツヒメノカミ）が祀られています。辺津宮と向かい合わせに鎮座しています。
宗像本土にある「辺津宮」
宗像市田宮にある総社が辺津宮で、市杵島姫神（イチキシマヒメヒメノカミ）が祀られています。参拝する人の大多数がこの辺津宮を訪れ、宗像大社といえばここを指して呼ぶ人が多いと思います。
今回の旅ではこちらだけしか立ち寄らなかったので、辺津宮について書きますね。
宗像大社辺津宮へ参拝
博多から宗像市へ入ると大きな建物は減り、車の数も少なくなり、いい意味で田舎というか神聖な仏閣のある空気感を感じました。到着すると驚いたのが駐車場の広さと敷地の大きさ。交通の神様なので車を持ち込んで祈祷を受ける人が数多く訪れるのが分かります。
駐車場からすぐのところにあるのが二の鳥居です。鳥居をくぐるとすぐに太鼓橋があります。
太鼓橋を渡ると左手に手水舎があります。
柄杓がないので、手で清めます。
神門です。
拝殿と本殿です。国の重要文化財です。
本殿の横には、摂社と末社があります。
辺津宮でも特に神聖な高宮祭場
摂社と末社の横に高宮祭場、第二宮、第三宮に繋がる入口があります。
ここをくぐり抜けます。
境内裏にある松尾大社。
高宮参道。前に夫が歩いていたので写真はありませんが、少しきつめの階段もあり、5分くらいは歩きます。歩いていると神聖な空気と自然のエネルギーを感じ、心身ともに浄化されていく気がします。
途中、御神木である「相生の樫」があります。恋愛成就、夫婦円満のご利益を頂けるそうなので、もちろん手を合わせました。
途中案内があるので迷うことはないです！
着きました！ここが高宮祭場、宗像大神が君臨されたという場所です。空気が清々しく神聖すぎる空気感に鳥肌が立ちました。
高宮祭場の横にこんな建物がひっそり建っていました。緑色のおみくじが置いていました。この建物は・・・調べましたがよく分かりませんでした。
第二宮と第三宮
高宮祭場でしばらく神聖な空間を感じたあとは、登ってきた階段を下って、第二宮と第三宮を目指します。
沖ノ島や物理的にも参拝することが出来ない為、第二宮と第三宮を参拝すれば、宗像大社の全てを参拝にしたことになると言われています。
第二宮は沖津宮の田心姫神を祀っています。
第三宮は中津宮の湍津姫神をお祀りしています。
宗像大社自体かなり広い敷地になりますが、ここまでお参り出来て良かったです。
宗像大社はどこにある？
●宗像大社
●住所：福岡県宗像市田島２３３１
福岡空港からは車、バス、電車で行けますが、どの交通機関でも1時間程度かかります。天神駅からは直行バスが出ているようです。
まとめ
福岡市内からは電車でも車でも1時間程度はかかるので、しっかり予定に入れておかないとなかなか行けない場所ですが、奥深い歴史があり、非常に格式の高く、日本が誇る世界遺産でもあるこの地に訪れてみて良かったです。流れている気がとても清らかで心身が浄化されたような気がしました。宗像三女神と言われる女性の神様を祀っていました、とても力強いパワーを感じました。
次回は時間をゆっくりとって、大島に渡り、沖ノ島も拝んでみようと思います。