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学問の神様太宰府天満宮

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福岡といえばまず思い浮かぶのが「太宰府天満宮」と言ってよいほど、有名な場所です。福岡に観光や修学旅行に来た方は一度は訪れたことがあるのではないでしょうか。

天満宮は菅原道真を御祭神とする学問の神様で、天神さんの愛称でも親しまれています。現在日本に約12,000社はあるそうで、太宰府は天満宮の総本山とされています。

太宰府天満宮については詳しい方がたくさんネットに書かれていますので、ここでは簡単に書かせていただきます。雰囲気だけ感じ取って頂ければ!!!

太宰府は梅の名所としても有名

太宰府は梅の名所としても有名で、太宰府の境内には白梅や紅梅あわせて約200種、約6,000本も植えられています。菅原道真が愛した花としても有名で、道真公が詠んだ歌も有名です。

参拝した2月4日は「立春」で、梅が見頃を迎えていてそれはもう美しい梅がたくさん見られました。

太宰府の公式HPによると、2020年は1月20日に開花し、紅梅より見頃が遅めな飛梅は2月10日に満開を迎えたそうです。是非この時期に行ってみるのもいいかもしれません。

菅原道真という歴史上の人物を御祭神として祀っている天満宮

神話に出てくる神様を御祭神とする神社が多い中、太宰府天満宮は菅原道真という実在の人物を御祭神としています。菅原道真が御祭神となった理由は、京都で右大臣を務めていた道真が左大臣の陰謀により太宰府に送られ、そこで失意の死を迎えるのですが、道真の死後様々な不幸が起こりました。道真の祟りと言われ、簡単に言うと供養するために太宰府が建てられました。

このように鎮魂の意を表して、実在の人物菅原道真を御祭神としたのです。

御祭神が誰なのか、それが何を意図するのかを考えると、より身近に感じられ一層ありがたい気持ちで参拝できる気がしますね!

いよいよ境内へ

参道を歩くと鳥居が見えてきます。

石鳥居の手前です。ここにもたくさん梅が咲いています。

白梅と紅梅の間くらいの薄いピンク色の梅が咲いていました。

御神牛

鳥居をくぐると奥に御神牛が見えます。牛は丑年だった菅原道真とゆかりがあり、太宰府にはこの牛を含めて11頭もの御神牛が置かれています。頭を撫でると知恵を授かると言われており、参拝者に撫でられた牛の頭はピカピカに光っています。

過去・現在・未来を結ぶ3本の橋

御神牛を見ながら左に向かうと、鮮やかな赤い太鼓橋と池が見えます。この池は心字池と言うそうです。横から見ると心という文字に見えることからその名がついたそうです。

本殿へ向かうまでに橋が3本あり、過去・現在・未来を表しているそうです。邪念を払って心身清めて参拝し、新たな未来が開けるようにと言われています。

渡る時の注意は決して振り返らず立ち止まらずつまずかずに渡らないといけません。また、恋人と来るのはNGとも言われているそうですが、私は恋人ではなく夫と来たので大丈夫!!!

あれ?戻って来てる方もいますね・・・神聖な気持ちで参拝すれば良いと思います!

こちらが1本目の橋、太鼓橋です。

重要文化財 志賀社

二番目の橋である平橋を渡ったところに志賀社という末社があります。太宰府の重要文化財は本殿とこちらの志賀社だけです。

御祭神は、海の神である綿津見三柱神です。ちなみに翌日に行った志賀島にある志賀海神社は全国の綿津見神社の総本社になります。

最後の太鼓橋「未来」です。

石門と楼門

最後の橋を渡ると、石鳥居が見えて来ました。

石鳥居の先には楼門が見えます。

鮮やかな色の楼門です。楼門はこちらから見る形と反対から見る形が違うのですが、帰りに違うルートを通ったので写真を撮り忘れてしまいました。

御本殿

石門をくぐると右手に手水舎があります。

手水舎の横に麒麟と鷽がいます。中国では麒麟は神獣とされています。

御本殿です。この時すでに時間は17時半になっていたので、人は少なく、参拝しやすかったです。

本殿横には白い狛犬が鎮座しています。

本殿の中です。

本殿の周辺 

御神木の飛梅。今年は1月20日に開花し、この日は8分咲きであと少しのところでした。2月10日頃に見頃を迎えています。

飛梅は菅原道真が京都から太宰府に飛ばされた時に、梅を愛でていた道真を追って来たと言われています。以下の歌は一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

東風ふかば にほひをこせよ 梅の花 あるじなしとて 春なわすれそ

紅梅は見頃でした。鮮やかな色が素敵でした。

この日のおみくじは梅をイメージしたピンク色でしたが、2月8日からはさらに梅をイメージした白色に変わっているそうです。季節によって色を変えるおみくじも風情がありますね。この日も結ばれているおみくじの色が桃色一色でとても綺麗でした。

太宰府と言えば梅ヶ枝餅

太宰府と言えば、有名な梅ヶ枝餅。賞味期限が短く、焼きたてが食べられるのもこの参道ならではのお楽しみ!太宰府に来たなら食べずに帰れません。

参道に並ぶいくつもの梅ヶ枝餅屋さん。どこのお店が美味しいのかは調べるとオススメのお店が出て来ますが、お店によって使用している小豆や炊き方、お餅の皮の厚さや焼き具合が全く違うので、気になったお店の餅をひとつ買って好みのものを見つけるのもいいと思います。

私が食べたのはここ、やす武。餡が程よい甘さで、カリッと焼かれたお餅が柔らかく溶ける感じで美味しかったです。生地の厚さもちょうど良い感じがしました。

そしてここ「きくち」は、色んな人が口コミで美味しいと書かれていたので、お土産用に買いました。閉店間際だったからか分かりませんが注文と同時に焼いていたので、10分程度待ちました。帰りも待っている方を数名見たので、そういうスタイルで?販売しているのかもしれません。


鬼瓦最中の天山は外せない!

ここは地元の方に教えてもらった最中のお店。着いた時には17時で閉店時間だったのですが駆け込みで並んでる人が数名いました。

これこれ!!!季節限定のあまおうのいちご大福最中!これを目当てに行ったのですが、本当に目の前で最後のひとつが売れてしまいました。

食べ歩き用は買えず、持ち帰りで5個入りを買いました。帰宅していただきましたが、本当に美味しかったです。梅ヶ枝餅に匹敵する名物だと思います。

太宰府天満宮はどこにあるの?

●太宰府天満宮

●住所:福岡県太宰府市宰府4-7−1

西鉄太宰府駅歩いて5分ほど。私はレンタカーで行きましたが博多からは30分くらいです。周辺にはコインパーキングがありますが、混雑する場合もあるので余裕を持っていくことをおすすめします。

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