琉球八社のひとつ「識名宮」は、世界遺産の識名園の近くにある神社です。緑に囲まれた境内はこじんまりとしていて、とても美しい綺麗な雰囲気の漂うところです。拝殿の裏手には昔から信仰の場であった識名宮でいちばんのパワースポットと言われている洞窟もあります。
Contents
識名宮について
御祭神
・伊弉冉尊
・速玉男尊
・事解男尊
・識名権現
・午ぬふぁ神
午ぬふぁ神という言葉自体を初めて聞いたのですが、調べてみると午の方角である南の神様から今は午年の守り神と言われているそうです。
ご利益
識名宮は、琉球国王尚元王の子供が重い病にかかり、その子供の病気が治るようにと祈願するために創建された由来があることから、
・病気平癒、健康祈願、安産祈願などのご利益があると言われています。
識名宮に参拝
駐車場
無料の駐車場がありますが、少しわかりにくい場所にあります。社務所のちょうど裏側あたりにあります。駐車場自体は広いのですが、21番と22番の二台分が契約されている駐車場のようなので、空いていない場合は空くのを待つか、コインパーキングを探して停めるかになります。
駐車場に車を停めて、こちらの階段を上ると社務所の横に出ます。正面の第一鳥居から参拝したい場合は数分歩いて正面まで行くことをオススメします。
境内の様子
第一鳥居です。鳥居の目の前が道路だったので全体を写すことが出来ませんでした。
第一鳥居から見える境内の様子です。桜が散り始めていましたが、満開の頃は綺麗だと思います。(余談ですが沖縄で咲く桜は「緋寒桜」と言って、1月下旬から咲き始める為、2月中には遅くとも散ってしまいます)
第一鳥居をくぐってすぐ右手にはおみくじ結び縄があります。受験シーズンだったこともあるのか、たくさんのおみくじが結わかれてました。
おみくじ結び綱のすぐ横に、手水舎があります。おみくじ縄も手水舎も赤い木枠が可愛らしい感じです。
身を清めて境内を進みます。
第二鳥居です。とても綺麗な拝殿が見えます。
拝殿です。2013年に新社殿を建てられたようなので、とても綺麗です。
赤と白が素敵な拝殿です。
シーサーも可愛らしくて、境内の空気がより明るく感じられます。
社務所です。識名宮の御朱印はこちらで頂くようですが、開いていればラッキーのようで御朱印を頂くのも至難の技のようです。確実に手に入れたい場合は電話などで事前に問い合わせをする方が良いかもしれません。
拝殿の裏に拝殿と洞窟が!1日と15日がオススメ
拝殿の後ろに本殿と洞窟があって、識名宮の中でも洞窟が1番のパワースポットと言われています。洞窟の中に神社そのものがあり、そもそもの人々の祈りの場所が洞窟であったそうです。今でも洞窟内には霊石が鎮座している為、パワースポットと言われているんですね。
残念ながらこの日は見れませんでしたが、毎月1日と15日に洞窟を開放するので、タイミングが合えば洞窟内をみることが出来ます。限られた日にしか見られない洞窟というだけでも貴重なんですね。
識名宮の場所
●識名宮
●住所:沖縄県那覇市繁多川4−1−43
●電話番号:098-853-7225
まとめ
識名宮はこじんまりとした境内ながらとても清らかな空気が流れる清々しい神社でした。次回来るときは1日か15日に合わせて、洞窟内も参拝したいです。
近くにある世界遺産識名園もとても素敵な所です。(テンペストを観た事がある方にはお馴染みの景色でしょう)旅行で来られた方は首里城まで来られてもなかなか足をのばす機会はないかと思いますが、那覇で時間がある時には識名園に識名宮もオススメです。